シャーモスク イスファハーン
- シルクロード
- 平山 郁夫
- 2007
- 紙本彩色
- 52.0×73.0cm
画家の言葉
サマルカンドは東西文化交流の十字路として古代から開けていた。スキタイ系の遊牧民が、まず住んでいた。紀元前4世紀には、アレキサンダー大王がインド東征の時、サマルカンドを攻略している。さらに、バクトリア王朝時代の城塞もある。クシャン朝も中央アジアを領有していた。南の古代ペルシアの文化も入っている。また、チムールが中央アジア一帯を平定し栄えた都として、多くのイスラム寺院を築き、その栄華の跡をしのばせる。