三彩鳳首瓶
- 工芸
- 東アジア
- 中国
- 8世紀頃
- 唐
- 陶器
- 高33.5cm
鳳凰の頭部をかたどった水瓶。ササン朝ペルシアで流行した水瓶を源流とし、西域を経由して中国にまで伝えられた。中国では「胡瓶」と呼ばれる。「胡」とは西方を意味する。ササン朝ペルシアの器形を活かしながら、胴部には鳳凰文と狩猟文という東西のモティーフを調和させている。法隆寺献納宝物に同様の竜首水瓶(飛鳥時代 7世紀)がある。
鳳凰の頭部をかたどった水瓶。ササン朝ペルシアで流行した水瓶を源流とし、西域を経由して中国にまで伝えられた。中国では「胡瓶」と呼ばれる。「胡」とは西方を意味する。ササン朝ペルシアの器形を活かしながら、胴部には鳳凰文と狩猟文という東西のモティーフを調和させている。法隆寺献納宝物に同様の竜首水瓶(飛鳥時代 7世紀)がある。