人物頭部
- 彫刻
- 西アジア
- メソポタミア
- 前9‐前8世紀
- 新アッシリア
- 象牙
- 高23.0cm
ひび割れが著しいものの、その相貌は古代オリエント世界を制したアッシリアの王侯の威厳を今にとどめている。頭髪や顎鬚の巻き毛や、頭に巻いた飾りの文様、衣服の襟の縁取りも入念に刻まれている。王宮などの家具調度品の装飾の一部と考えられ、肩から先は別造りのため、失われている。
ひび割れが著しいものの、その相貌は古代オリエント世界を制したアッシリアの王侯の威厳を今にとどめている。頭髪や顎鬚の巻き毛や、頭に巻いた飾りの文様、衣服の襟の縁取りも入念に刻まれている。王宮などの家具調度品の装飾の一部と考えられ、肩から先は別造りのため、失われている。