アフガニスタンやパキスタンにギリシアないしローマの金属工芸の伝統が存続していた時代に制作された。把手の上端にはリュトンとフィアレ(祭礼用の盃)を手にした男性(おそらくシレノス)の横臥像、下端にはアカンサスの葉の間に女性の胸像が接合されている。