古墳の出現と共にあらわれた埴輪。人物像には耳飾りや首輪を付けており、それらは粘土を丸くして貼り付けられている。これらはおそらく埋葬された人物の葬送儀礼で用いられたものであろう。埴輪は6世紀になると、その舞台を近畿地方から東国へ移し、各地で様々な像が作られるようになっていく。