壁画断片
- 彫刻
- 中央アジア
- 中国、キジル
- 7世紀
- 漆喰彩色
- 高13.2cm 幅13.4cm
中央アジアのクチャ近郊であるキジル石窟・第205窟の壁面に配されていた断片である。本作に描かれた人物は、光背を持たず、垂髪を花と瓔珞で飾っており、手前には供養盤(花球)が描かれていることから、王の側近のバラモン大臣であると考えられる。顔にはハイライトが入り、まわりに鮮やかなラピスラズリの青色が残っている。
中央アジアのクチャ近郊であるキジル石窟・第205窟の壁面に配されていた断片である。本作に描かれた人物は、光背を持たず、垂髪を花と瓔珞で飾っており、手前には供養盤(花球)が描かれていることから、王の側近のバラモン大臣であると考えられる。顔にはハイライトが入り、まわりに鮮やかなラピスラズリの青色が残っている。