ジャワ島を中心にして作られる「ジャワ更紗(バティック)」には、金箔・金泥・截金などのあらゆる金が施されていることから、「バテック・プラダ」とも称されている。本作はインドネシアにおいて神々に捧げる舞踏衣装などに用いられており、祭りや婚礼の際に腰に巻きつける布の「サルン」と呼ばれるものである。白地の上に流麗な花唐草などが描かれている。