シルクロードコレクション
南アジア

欄循柱

  • 彫刻
  • 南アジア
  • インド、マトゥラー
  • 前1世紀
  • 赤色砂岩
  • 高68.0cm

仏塔を取り囲む欄楯柱の端を飾っていた角柱。豊饒を示す聖樹の下に、インド古来のヒンドゥー教の神(鬼神、森の精霊)、ヤクシャ(夜叉)とヤクシニー(女性のヤクシャ)の姿が彫られている。インドの土着の神々も、仏教美術の隆盛にしたがって、その図像のなかに取り入れられた。