牛形土器
- 工芸
- 西アジア
- イラン北西部
- 前12‐前9世紀
- 土器
- 高18cm
イラン北西部カスピ海南岸、ギラン州マールリークでまとまって発見された王侯の墓の副葬品のひとつ。コブ牛をかたどった形象土器。コブ牛は西アジアやインド、アフリカなどで古来より家畜として飼育されてきた。四肢は短く、背中のコブを強調した造形で、顔の部分が注口になっている。ワインなどを入れて儀式などで使われたと考えられる。
イラン北西部カスピ海南岸、ギラン州マールリークでまとまって発見された王侯の墓の副葬品のひとつ。コブ牛をかたどった形象土器。コブ牛は西アジアやインド、アフリカなどで古来より家畜として飼育されてきた。四肢は短く、背中のコブを強調した造形で、顔の部分が注口になっている。ワインなどを入れて儀式などで使われたと考えられる。