耳飾り(一対)
- 工芸
- 中央アジア
- パキスタン、ガンダーラ
- 1‐3世紀
- クシャン朝
- 金
- 長9.5cm 幅4.7cm
ガンダーラからはヘレニズムの影響を強く示す豪華な金工品が数多く発見されている。本作もこうした作例の一つであり、ギリシア・ローマの耳飾りと共通する本体(三日月形の部分)に二つの環が組み合わされ、中心に小さな赤い貴石(ガーネット)が4個づつ嵌められている。本体下部には、先端が三つに分かれた仏手柑のような形の垂飾がさがり、全体に粒金細工が施されている。
ガンダーラからはヘレニズムの影響を強く示す豪華な金工品が数多く発見されている。本作もこうした作例の一つであり、ギリシア・ローマの耳飾りと共通する本体(三日月形の部分)に二つの環が組み合わされ、中心に小さな赤い貴石(ガーネット)が4個づつ嵌められている。本体下部には、先端が三つに分かれた仏手柑のような形の垂飾がさがり、全体に粒金細工が施されている。