草花文カシミールショール
- 工芸
- 南アジア
- インド、カシミール
- 17世紀
- ムガール朝
- 羊毛
- 縦288cm 横118cm
17世紀、インド王侯が用いたと考えられる初期のカシミールショール。この時期のカシミールショールの遺例は珍しく、きわめて貴重な作例となっている。白いショールの両端に草花文による優雅な装飾帯が付く。先端がわずかに傾いた草花文は、やがて次第に卵形になり、文様が密集し、ペイズリー文様の原型となっていく。
17世紀、インド王侯が用いたと考えられる初期のカシミールショール。この時期のカシミールショールの遺例は珍しく、きわめて貴重な作例となっている。白いショールの両端に草花文による優雅な装飾帯が付く。先端がわずかに傾いた草花文は、やがて次第に卵形になり、文様が密集し、ペイズリー文様の原型となっていく。