平山郁夫は、1997年から高句麗古墳の壁画調査のために朝鮮民主市議人民共和国をたびたび訪問した。ユネスコ親善大使も務めていた画家は高句麗古墳群の世界遺産登録に尽力し、2004年に登録が実現した。高句麗古墳群は4世紀から7世紀にかけて成立し、その壁画は、日本の高松塚古墳やキトラ古墳の四神図や人物像との関連性が深い。